翻刻!いきもの図鑑

コレクション: コレクション1(くずし字)

紅葉集 - 翻刻

紅葉集 - ページ 27

ページ: 27

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袖(そで)の内(うち) 葉形なるほどちいさく十二ひとへの      ごとく数々の切込有枝ぶりもあひ 【挿絵】 らしく秋はさま〳〵に染なせる        此たねを必蔵の庭より袖珍(しうちん)         して来り植たるとて袖の内と        いふよし葉のちいさきゆへにや       なんきん楓ともいふ               素性法師 紅葉はは袖にこき入て         もていてなん   秋はかきるとと         見ん人のため 鹿紅葉(しかもみち) 葉形よく出葉より柿色(かきいろ)     なればかき楓ともいふうすかきの     ちとあかく見へたるを鹿毛(かげ)色 【挿絵】 と見たてたるか鹿(しか)もみちと       いふもにくからず秋も       たいていに紅葉せり            猿丸大夫       おく山に紅葉        ふみわけなく鹿の      こゑ聞時そ          秋はかなしき