翻刻!いきもの図鑑

コレクション: コレクション1(くずし字)

紅葉集 - 翻刻

紅葉集 - ページ 37

ページ: 37

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うらべに 葉形切込ありて出葉よりくれ      ないにして後ほど紫色にかわり       夏もべにむらさき秋は葉 【挿絵】  のうらより色付 ̄キておもて       の色にまされりとてうら         紅といふ紅葉もたいてい       下葉ほと色よし          貫之 しら 露も時雨もいたくもる山は    下葉のこらず紅葉しにけり 千染   葉形しほらしく葉数しけくつきて      常になかめありいにしえより有し      八しほに似て春の出葉色ふかく 【挿絵】極朱なれは異名を毛氈と云      八しほより春の色久しくあり      夏もうつすりと色あり秋の      紅葉又すくれてよし             藤伊経朝臣【注】   ちしほまていつの人まにそめつらん    めかれぬ庭の秋のもみち葉 【注 「藤伊経朝臣」は「藤原伊俊朝臣」ヵ。「藤葉和歌集巻第四(京都市歴史資料館蔵)」にこの歌が有り。https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100309830/43?ln=ja】