翻刻!いきもの図鑑

コレクション: コレクション1(くずし字)

紅葉集 - 翻刻

紅葉集 - ページ 55

ページ: 55

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鹿毛織錦    葉形よく出葉より         しやれかき色なれは         鹿毛といふたるか 【挿絵】   夏の程は黒柿いろと         かわり秋の紅葉たゐ         ていなり         大納言基家卿       の衣きるらし      さむき夜は鹿も紅葉  をのかすむ峯のこからし もみちの品貞享元禄のころはやしほ十二ひとへ 野むらなとゝて其数十種にたらす其後実生の かわり出て六々の品わかる品数のおかしきとて 哥仙楓と名付しに世上に時行もてあそひと なる程年々に変葉出来其上御用につき 唐土より渡り来るからもみちあるひは諸国 より葉かわりといゝて来るもの集植して 百種に滿てり楓葉百種の古哥をよせて 百人一首とよふ誠に春は餘寒の頃より