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翻刻
【右丁】
越藩史略名蹟考等世に聞へ侍る
高野真斎居士
心愛風屋叢書 巻ノ三
安田鎮香
庚午道之記
江戸より甲州通り冨士山禅定之紀行五月廿二日
より六月廿九日駿河路相州小田原に出て帰宅細字廿九枚
【左丁】
高野真斎居士
心愛風屋叢書 巻ノ四
僧 祐可
越前名所導者草序
須賀の跡のなかめわひぬる窓のもとにむかし見し
こゝの花かしこの月の今さらに思ひ出らるゝを遠きわたり
まてはる〳〵ともかすむ国の名所に遊ふ思ひにて
哥よまはやと人をそゝなかし侍る川ゐてにむかし国
津人の書置る文ともとりいてゝ見侍るに名所をも
また名所ならぬをもふるの神杉すきし世に
人の物せる和哥あるはからうたなと残れる所々を