デジタルアーカイブ福井の資料を翻刻

コレクション: 松平文庫

温古集 三巻 - 翻刻

温古集 三巻 - ページ 84

ページ: 84

翻刻

【右丁、文字無し】 【左丁】     俳諧の部 一古池や蛙飛込水の音とは広遠意味  深重の句にて一応に悟り得へきにあら  されば誰しも只蛙の気色を学ひ身には  奇麗の模様を飾らす心は高き所へ  目を付貌は表裏の諂なく両手をつきて  跪き俗なる塵の中に遊ひ仮令目の前に  獲物あるも思案をせでは容易に捕らす  何たる作配にも害をなさず却而赤蛙は薬と  なりて只天沢を祈る而已又弓術の伝様