デジタルアーカイブ福井の資料を翻刻

コレクション: 松平文庫

温古集 三巻 - 翻刻

温古集 三巻 - ページ 92

ページ: 92

翻刻

【右頁文字無し、料紙が半分のため前ページの右頁が見える】 啼くも一羽聞くもひとりの  細井氏          閑子鳥    鷹化 若竹や日裏日表       岡部氏        わかる庭     松声 【左頁】     歳暮の贈答       皐月庵 蓬雨 来年の事を言へは鬼か笑ふとの諺を思ふに只今日の 平生に遊ふにはしかしとこそされや鰯の頭に柊 さす夜の寿きもけふよ明日よと押よせけるか豆に とし数の算用もむつかしき例の二三子をいさなひ 二宇の閑窓を驚さんとの呼事におの〳〵一致ありしは 風雅に倍の貢とも称せんか我は其中の楫取 にして得手に帆風の持加減より今宵の趣向は伺ひ 得る    言の葉の種つと出さん宝船