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五 秦豊(はだのとよ)永 【注】
豊永は美作(みまさか)の国久米の郡の人なりしがむまれ
なからの孝子にていはけなきよりよく父母に
つかへ父母みまかりにければねんごろにこれを
はふむりおさめ常にその墓(はか)をまぼり【守り】居
けるとなんつねにまほるとしるしをければ
其久しさははかりしるべしこれもみや都に聞こえ
位三階をたまはりゑだちをゆるし門にしるし
たてゝあまねく国にしらしめ給ふ貞観年中
【注 コマ120の「目録」には九番目に登場する人物。従って登場人物の順番が後ろにずれる】