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十五 本間資忠(ほんますけたゞ)
源内兵衛資忠は相模の国の人本間九郎資 貞(さだ)
が子なり正慶みつのと【癸】の酉のみだれに赤(あか)坂の城
せめんとて鎌倉より八万余のつはものはせのぼり
けるとき此おや子ものぼりてすでに天王寺に
たむろせしが大将あその何がし赤坂へはあさて【明後日】
ばかりよすべしとなんいひふれけり資貞
いかゞ思ひけんそのふれにしたがはず人見四郎
入道 恩阿(をんあ)と云ものとつれてひそかに天王寺を
【120コマの目録には「本間資忠」は十七番目になっている。「本間」が先に入ったことによって、番が一つ後ろにずれていく】