Gallicaの日本資料を翻刻!
コレクション: コレクション1
BnF. Département des manuscrits. Japonais 4520 - 翻刻
ページ: 216
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ぬおなし月の下の五月に正成終に兵庫(ひやうご)にて うたれぬ尊氏むかしのちなみわすれずいと あはれにおもはれけれは正成がくびを妻子の もとへをくらる正行父がくびをみ見て母とともに愁嘆 せしがそのかなしみにたへすやありけん刀をぬき て身をやふらむとす母いだきとゞめていはく いで汝あやまてり判官なんぢを桜井よりかへ されしは何のためとかしるや幸に人とならば 朝 敵(てき)をうちていのちを君にさづけまいらせよと
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