翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

火水風災雑輯. [2] - 翻刻

火水風災雑輯. [2] - ページ 64

ページ: 64

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  独案内(ひとりあんない) 仁義礼智忠信孝挺悌の八ッ者 しばしもわするへからずわけて孝行ハ 善道のつかさ也夫人として孝なきハ人に あらず江戸おもて出火ときゝくに〳〵 在々親兄弟へさつそくつげしらせべき を第一也時に嘉永二酉八月廿四日夜 九時内神田弁けいばしゟ出火して同所 よこ通のこらず松しだ丁小いずミ丁 久右衛門丁四丁目代地やまと丁岩井丁 上納地やける北がハのこる也同所どういふ やしきかど此辺所々一番二ばん五ばん八番 消留元柳原十六丁目十番組消留元岩 井丁かめい丁北側のこる南方五番ふか川組二て けし留小でんま丁一丁目二丁目三丁目木戸際二而 一番六番消留油丁通り東がハのこる西がハ一ばん 五番□組二て消留はたご丁西がハやける東がハ大丸のこる □□番消ほり留焼田所丁西がハ焼東がハのこる六番 本所組二而新大坂丁東側弥兵衛丁住よし丁のこる大さか丁にしがハ やける銀座のこるやしき前通一番二番八番組二て消留夫より 甚左衛門丁両かハやける牧野河内守様御中やしきけし留小網丁 壱丁目よこ丁きど際二番組けし留貝じやくし店迄焼也又一口ハ らうやしきのこるうら門通やくし堂まへ小傳馬丁中程一番組 二番組九番組消留大でんま丁二丁目木戸ぎハ一番二番二而消留また 一口者人形丁通り杉のもり新道同所いなりの社やける乗物丁 新材木丁はせ川丁西かハやける木戸際こま組消留る三ばん じう番九番消留三ばんなりのこる庄助やしきさかい丁 ふね丁ミよし丁やけるいなりしるこのこるがく道新ちやける ふきや丁川岸通り一ばん組二番ぐミ二て消とめるおやぢばし へんのこる廿四日の夜ゟ廿五日の五ッ半すぎまで凡六時の 間に百万の屋舎まで火灰と成り七珍万宝一へんの 烟 煙と変ずるなれともおそるへきハ火也またなくて かなハざる物なれバ朝夕心がけ氣を付べしいさゝかのことより 大火事となる心ゆだんすべからず火の用心                 火の用心