翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻34-36 - 翻刻

本草図譜. 巻34-36 - ページ 42

ページ: 42

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【右丁】 一種 むぎらん《割書:花|戸》 まめらん《割書:勢|州》 いぼらん《割書:土|州》    いわまめ  麦斛(はくこく)《割書:蘇|恭》  豆州(つしう)紀州(きしう)勢州等(せいしうとう)の深山(みやま)にあり大樹皮(たいほくのかは)  又 巌石(かんせき)に貼(てう)して生(せう)す茎(くき)は大麦(たいばく)《割書:おほ|むき》の  如(こと)く頭(かしら)に一 葉(は)つゝ附(つく)数十茎(すじうけい)並(なら)ひ生(せう)す夏(な)  月【ルビ「つ」脱ヵ】白花を開(ひら)く 一種    小なる物 【左丁】 一種 をさらん ばくこくらん《割書:花|戸》   唐石斛(とうせきこく)《割書:花|戸》 雀髀斛(じやくひこく)《割書:蘇|恭》  紀(き)州 熊野(くまの)にあり形状(かたち)麦斛(はくこく)《割書:むき|らん》に似(に)て  長大(てうたい)箸(はし)の大さにて五六 分(ふ)頭(かしら)に二葉を  生す又大なる花も麦斛(はくこく)に似(に)て大なり 一種 ゑんめいらん 雀髀斛(じやくひこく)《割書:むき|らん》に似(に)て大に 葉心(やうしん)に一 茎(けい)を抽(ぬきん)し一花 を開(ひら)く形(かたち)石斛(せきこく)に似(に)て弁(へん) 短(みしか)く白色なり 【版心の中央部】 をさらん