Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション1

. Japonais 5628 - 翻刻

. Japonais 5628 - ページ 3

ページ: 3

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春もやう〳〵くれゆき。五月雨(さみだれ)の比(ころ)になり ぬ。雨中(うちう)つれ〳〵なるに。友(とも)とする人 きたり。世中(よのなか)のよしなき事 共(ども)うらなく かたるこそおかしけれ。おなし人間(にんげん)に貴(き)【左側に「たつとき」と傍訓】賤(せん)【左側に「いやしき」と傍訓】 賢(けん)【左側に「かしこき」と傍訓】愚(ぐ)【左側に「おろかなる」と傍訓】有。又 姿(すがた)言葉(ことば)もさま〳〵ありとかたる 或(ある)人云姿言葉の。ちがひしことは。もろこし なるへしと云。何(なに)の国(くに)には。人のかたちかく 有などかたりけるに。かたはらいたくおもし ろし。いかで。かの国の風俗(ふうぞく)しれるや。いつは りならんと云。井(ゐ)の内(うちの)蛙(かはず)なるべし 三 才図絵(さいずゑ)にくわしくありと云。これを