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翻刻
蘇(そ)
門(もん)
答(とう)
刺(し)
此国田。かたふして
五 穀(こく)すくなし
中にも位(くらゐ)たかき
人。物をおさめ長(ちやう)【「つかさどる」と左側に傍訓】
ずる也。国人一日の
間(あひた)に身の色(いろ)かならず。三度(みたび)かわる。其色 或(あるひ)は黒(くろく)。或は黄(き)。
あるひは赤(あかし)。としごとに。かならず十 余(よ)人をころして。
其 血(ち)を取りて。あぶるときは。その年 病(やまひ)をしやうぜす。
これにより。民(たみ)皆おそれて都(みやこ)につきしたがふ。しか
ればすこし死(し)のなんをのがるとなり