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食(しよく)
勿(ふつ)
斯(し)
離(り)
此国 秋(あき)の露(つゆ)を
うけて。日にさら
すに雨(あめ)となる。あ
ぢはひまことに
甘露(かんろ)なり。山の
上(うへ)に天正樹(てんしやうじゆ)有
木(こ)のみ。栗(くり)のごとし。蒲芦(ほろ)と名づく。国人とりて食(しよく)
す次(つぎ)のとし。又生(しやう)ずるを麻茶(まちや)といふ。三年に
して生(しやう)ずるを没石子(ほつせきし)といふ。又 桃(もゝ)。柘榴(じやくろ)くるみ等(とう)
あり。木蘭皮(もくらんひ)国とおなじくゆたかなり