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【上段】
いへども養生(やうしやう)の人はくるしからず
一やまひにつかれしんじくた
びれたる人は手(て)あしなどかな
はぬ事有ともゆふねにつか
りてあびすごさずつのを
ごさすつのをなをして牛(うし)を
殺(ころ)すことしよく〳〵つゝしむべし
一食事(しよくじ)にても薬にてもねつ
しやうの物はあしく殊 ̄ニ かんれいの物
も用(もちゆ)べからずこはくかたき物わろし
一湯上りの日雨風(あめかぜ)のはげし
きときはしかるべからずい
かにもてんきよき日に出(いづ)へき也
養生記終(やうじやうきおはり)
【下段】
清少納言(せいせうなごん)
夜(よ)を
こめて
鳥(とり)の
そら音(ね)は
はかる
とも
よにあふ
さかの
関(せき)はゆるさじ