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【上段】
すべしゆすくれば▢▢【「りけ」ヵ】つする也
是によつてしや薬(やく)【瀉薬=下剤】用いてよし
一こゝにてのかうせきはやどにての
ごとくなるべしふやうじやうならん
人の気にはあらずよの常(つね)のごとし
一 湯治(たうぢ)の間ひるねすべからず
ことさらゆあがりにねれは別(へつ)し
てあしく秋冬(あきふゆ)の湯(ゆ)に汗(あせ)のた
る事あしき也
一こゝにていんじをもらすは第一
の毒(どく)なり湯(ゆ)上りより二七日
三七日もよく【避く】べし
一ぬれたるかたびらきる事
なかれ入 湯(たう)の間 灸治(きうぢ)すへからす
一こゝにてにくをしよくせずと
【下段】
伊勢大輔(いせのおほすけ)
いにしへの
ならの
みやこの
八重桜(やえさくら)
けふ
九重(こゝのへ)に
匂(にほ)ひ
ぬるかな