Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション2

BnF. Département des manuscrits. Japonais 328 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 328 - ページ 70

ページ: 70

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【上段】 〇七夕の由来(ゆらい) 牽牛織女(けんきうしよくしよ)の二つの星天(ほしあま) の河(がは)をへだてゝ住(すま)せ給へども 七月七日わたり逢(あい)玉ふ夜(よ)な れは星合(ほしあひ)といふ庭(には)にとこを かざり瓜茄子(うりなすび)五 色(しき)の糸(いと)を 備(そな)へ梶(かぢ)の葉(は)又は色紙短冊(しきしたんじやく) に詩哥(しいか)を書(かき)香(かう)をたき琴(こと)な どたんじまつるとしに一 夜(や)の 御ちぎりなれとも神代(しんたい)より 今にかわる事なき久しき御 契(ちきり) 京(きやう)も田舎(いなか)もまつる事おなじ町(まち) 々(〳〵)の寺子(てらこ)やにはおとりを催(もよを)し幼稚(ようち) の男子女子(なんしによし)ともに興(きやう)を催(もよを)しける 是(これ)七月おどりのはじまる最初(さいしよ)也 【下段】 権中納言定頼(こんぢうなごんさだより) 朝(あさ)ぼらけ   うぢの 川(かは)  霧(ぎり) たえ〴〵   に あらはれわたる  瀬々(せゞ)の網代木(あじろぎ)