Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション2

BnF. Département des manuscrits. Japonais 328 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 328 - ページ 71

ページ: 71

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【上段】  七夕詩哥つくし 竹の葉(は)にあさ引 糸(いと)や七夕の  ひと夜のぬしのみたれ成るらん 手向(たむけ)にもけふ星(ほし)あひの爪琴(つまこと)や  初(はつ)秋風のしらべ成るらん 七夕のちきりたかわずめくり逢(あふ)  今夜(こよい)ひ【ママ】の月を幾夜(いくよ)みつらん 天の河あふせはしばしよとむとも  なかれはふかきちきり成けり 七夕の苔の衣をいとはずは  ひとなみ〳〵にかしもしてまし 七夕のとわたる船(ふね)の梶(かぢ)の葉(は)に  いく秋かきつ露(つゆ)の玉づさ 七夕のあまの羽衣(はころも)かさねても  あかぬちきりや猶結むらん 【下段】  相模(さがみ) 恨(うら)みわび  ほさぬ 袖(そで)だ   に ある物(もの)を 恋(こひ)に   くち    なん 名(な)こそ  おしけれ