Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション2

BnF. Département des manuscrits. Japonais 328 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 328 - ページ 72

ページ: 72

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【上段】 天(あま)の河(かわ)一 夜(よ)ばかりのあふせこそ  つらき神代(かみよ)の恨(うらみ)なるらむ 草(くさ)のはにけふとる露(つゆ)や七夕の  あきの手向にむすひ初けん 浅(あさ)からぬ契(ちき)りとぞおもふ七夕の  あふせは年(とし)に一夜(ひとよ)成れども 懐得(おもひゑたり)少年(しやうねん)長乞巧(ながくきつかう) 竹竿(ちくかん)頭上(とうしやう)願糸多(くわんしおゝし) 風(かぜ)従_二昨夜(さくやより)_一【注①】声弥怨(こゑいよ〳〵うらむ) 露(つゆ)及_二明朝(めうてうにおよんで)_一【注②】涙(なんだ)不_レ禁(きんぜす)【注③】 【注① 「従昨夜」の三字の振り仮名として「さくやより」と記載】 【注② 「及明朝」の三字の振り仮名として「めうてうにおよんで」と記載】 【注③ 「不禁」の二字の振り仮名として「きんぜす」と記載】 【下段】  前大僧正行尊(さきのたいそうしやうきやうそん) もろともに  あはれ    と お  もへ 山ざくら 花(はな)より     ほかに  しる   人もなし