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【上段】
〇暦(こよみ)の中段(ちうだん)を知(し)る事
建(たつ) 《割書:とはざうさくわたまし宮寺(みやてら)|こんりう諸事をこしらへ》
《割書:始る心にて用ひてよし》
除(のぞく) 《割書:万事をよくる心にて用 捨(すて)す|百日にて物事ひかへてよし》
滿(みつ) 《割書:物のしうまんする日也 諸事(しよじ)きわ|め定おける也 満足(まんそく)の心也諸》
《割書:ぐわんほどき談合(だんかう)によし》
平(たいら) 《割書:善悪(せんあく)ともにたいらかにしづか|なる日也此心を用ひてつ》
《割書:よからずよわからず中分 ̄ニ用》
定(さだむ) 《割書:物をさためる事此日よし|けつじやうする日也師弟のけ》
《割書:いやくふさいのいひ合よし》
取(とる) 《割書:人の方よりうけ取る ̄ニ よし|ほどこす事には何にても》
《割書:むようの日なり》
【下段】
良暹法師(りやうせんほつし)
さびしさに
宿(やど)をたち
出(いで)て
眺(なかむ)れは
いづこ
も
おなじ
秋(あき)の
ゆふぐれ