Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション2

BnF. Département des manuscrits. Japonais 328 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 328 - ページ 88

ページ: 88

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【上段】  〇諸病(しよびやう)/薬方(やくほう)の事 〇 打疵(うちきす)のくすり夏枯葉を口 にてか□【「み」ヵ】たゝらし付れはいたみ □□□なをるなり 〇 切(きり)きずは五ばいし【五倍子 注】をなまにて くだきかはかし粉(こ)にしてひ ねりかくれば血(ち)をとめいたみ なくしてゐゆる也 【注 ヌルデの葉茎にできる虫こぶ。ヌルデミミフシが寄生して生じるもので、殻にタンニンを多量に含み薬用として用いられるほか、染織やインク製造に用いられる】 〇血とめ薬一にうかう【乳香】一ぼれい【牡蠣】 一したん一 鶏(にはとり)の玉子(たまこ)を打わり 白みをさらに入日にほして こそげこにし各々等分 ̄ニ あわせ付くべし 〇頭に瘡(くさ)てきうみ血 流(なが)れ いたむに山帰来(さんきらい)をせんじ一 どりのむべし 【下段】  道因法師(たうゐんほつし) おもひわび   さても 命(いのち)は  ある  ものを うきに    たへぬは なみだ   なりけり