Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション2

BnF. Département des manuscrits. Japonais 328 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 328 - ページ 92

ページ: 92

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【上段】 〇 鶏(にはとり)の玉子(たまこ)をつぶし朱(しゆ) 少し入付くればあとなく なをるなり 又湯(ゆ)やけ火やけどもに 淡竹(はちく)の皮(かわ)を黒(くろ)やきにし里(さと) いもをやきおしまぜごまの油 にてねり付くれはよし 一 耳(みゝ)の中へむし入たるにはせりを はたき汁(しる)を取り酢(す)にまぜて みゝの中へ入へし則(すなはち)出る也 一 耳(みゝ)の内に物てきいたむには 茄子(なすひ)のかうの物の久しきを 引(ひき)さき其汁をしほりみゝの 内へ入べし是きめうなる くすり也 一耳たれの薬 紅(べに)をこくとき みゝの中へ入てよし 【下段】  西行法師(さいきやうほつし) なげゝ   とて  月やは もの   を おもはする かこち    がほなる  わがなみだかな