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コレクション: 愛知県豊橋市関連資料

三河鉄道営業案内 - 翻刻

三河鉄道営業案内 - ページ 20

ページ: 20

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【右丁】 (30) [平坂港] 大浜港駅より棚尾を経て矢矧川を渡り行くこと十余町にし て一小市街あり、平坂港と云ふ、幡豆郡の咽喉にして東は西尾、南は 一色に通す、《振り仮名:三河鉄道の第二期線たる蒲郡線は実に此地を基程として|》 《振り仮名:海岸を走るものとす|》、戸口大浜町より稍少なきも煉瓦、土管、豆粕等 工業の規摸は頗る見るに足るものあり、近時西尾鉄道線亦此地に来り 海陸連絡の設備を為す、斯くて縦横交通機関の完成と共に該町将来の 発達亦大なるものあらん。 [島巡り] 大浜町より汽船に搭して南下衣ヶ浦を出づれば湾頭に師崎 港あり、昔時東航の船舶風波を避けて爰に仮泊する者多く浜奉行の駐 在せし所と云ふ、現今海水浴場あり夏季来り遊ぶ者尠からず。 更に港頭に立て望めば佐久島、篠島、日間賀島の諸島嶼星羅碁布して 宛然小松島の風光あり、其《振り仮名:佐久島の弁財天|》は由緒頗古く、《振り仮名:篠島には後|》 【左丁】 【上段 地図】 伊勢参宮近道 【図中の文字】 刈谷  東海道線 蒲郡 衣ヶ浦 大浜 矢作川     師崎 サクシマ シノジマ 伊勢湾 二十八浬 約四時間     山田 二見 鳥羽 参宮線 外宮 内宮 【下段 文】 《振り仮名:村上天皇東征の遺蹟あり|》、遠来の佳客 島巡りと称して此等の名勝旧蹟を探く る者夏時殊に多し。 [伊勢参宮] 大浜港より師崎を経て伊勢 湾を横ぎり一路直ちに二見港に向ふ海(◎) 《振り仮名:上廿八浬、汽船僅に四時間にして達す|◎◎◎◎ ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎》 二見より電車にて内外両宮の参拝を終 り帰途更に鳥羽の形勝を賞するも旅程 二日にして足る、《振り仮名:其費用の低廉にして|◎◎◎◎◎◎◎◎◎》 《振り仮名:時間の経済的なる三河方面より参宮に|◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎》 《振り仮名:志すものゝ最捷径路なりとす|◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎》 (31) 【[ ]は矩形で囲み】