Gallicaの日本資料を翻刻!
コレクション: コレクション4
BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5630 (2) - 翻刻
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へずなりにける 漁夫の傳《割書:續》 却説(さても)漁夫は魔君の言に従がひ再び網を撒たず 市府に歸り彼四色なる四魚を以て帝宮に齎し 之を奉りしかば帝は希代の珍魚なりと暫く熟(なが) 視(め)玉ひしがやがて一個々々に手に取り擧げ打 返し打返して一時餘り顧眄(わきめ)もふらずあり玉ひ さて宰相に向ひ此の如き美魚其味も亦必ず美 ならんに近頃希臘王より送り越したる厨婦は 極めて工手(じやうず)#1なれば彼女に命して晩餐に備へし
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