Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5630 (2) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5630 (2) - ページ 77

ページ: 77

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より數日を過ぎたる頃余其/光景(ありさま)の如何なるや らんかそを見聞したきこと堪がたければ密かに 廟裏に入り窺ふ處に吾が妻は半死半生にして 㘴卧も自(み)からする能はざるのみか言語さへも 不自由にて宛然(さながら)唖の如くなる黒奴に對し最/懇(ねんご) ろに慰めつゝ心を盡して看護(かんご)するを見て再び 憤怒を忍び難く奸夫姦婦を誅せんと劍を㧞き 持ち跳り入りたる所に吾妻は少しも恐れず冷(あざ) 笑(わら)ふて左程に怒り玉はすともよからんにと云 ながら咒文を唱へ又聲髙 ̄ニ吾が妙術を以て汝を