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より數日を過ぎたる頃余其/光景(ありさま)の如何なるや
らんかそを見聞したきこと堪がたければ密かに
廟裏に入り窺ふ處に吾が妻は半死半生にして
㘴卧も自(み)からする能はざるのみか言語さへも
不自由にて宛然(さながら)唖の如くなる黒奴に對し最/懇(ねんご)
ろに慰めつゝ心を盡して看護(かんご)するを見て再び
憤怒を忍び難く奸夫姦婦を誅せんと劍を㧞き
持ち跳り入りたる所に吾妻は少しも恐れず冷(あざ)
笑(わら)ふて左程に怒り玉はすともよからんにと云
ながら咒文を唱へ又聲髙 ̄ニ吾が妙術を以て汝を