Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5630 (2) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5630 (2) - ページ 76

ページ: 76

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を醒し両親及長兄の死報を聞きたるとて䘮服 を着し大小/悲(かなし)み號び為めに一廟を建てゝ時々 參詣せんことを乞ける余其/虚誕(いつわり)たるは知るとい へども其情郎を害したるは余が業なることを察 せられじと故(わざ)と其孝心を賞し之を允(ゆる)し壮嚴を 極めて一廟を建て圓屋を備へ既に峻功(できあがり)たる時 之を墮涙廟と名けたり彼處に見ゆる圓屋即其 廟なりと帝に指さし示しさて吾が妻は姦夫を 墮涙廟に移し其後廟に詣(もふづ)ると號し朝夕彼處に 往き姦夫を看護(かいほふ)したり吾妻廟に篭り初めたる