Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5630 (2) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5630 (2) - ページ 79

ページ: 79

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者共なりし余が是等の事共を知る者は余が悲 痛を増さしめんが為め毒婦が口づから余に告 知らせたるに因れり毒婦余に仇する是に止ま らす尚ほ日々に来りて衣裳を褫(うば)ひ裸躰( |はだか)となし 背に一百の鞭を啖(くら)はしめ流血常に身に徧きに 至りたる後山羊の踈服を肌上に蓋ひ其上に此 刺繍衣( |ぬいとりぎぬ)を掩ひたり其刺繍衣を掩ふ者は吾を敬 ふが為ならす唯吾を嘲侮せんとする者なりと 語り畢りて少王は悲憤の涙止敢す聲を放つて 泣伏しける帝は始め終りを熟(とく)と聴き共に感傷