東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 2

末広扇 - 翻刻

末広扇 - ページ 3

ページ: 3

翻刻

【右丁】 工藤すけつね おぢかわつの 三郎を うら   むる こと ありて 赤沢(あかさわ)山の かりばにて おふみ やわたに 申付かわづを 遠矢(とうや)に射(ゐ) させしむ其とき かわづか子 【左丁】 一まんはこ王(わう)とて二人 有けるをいとけ なきゆへ 其はゝ子 ともをつれて そがのすけのふへ 再嫁(さいか)しけるよつて 兄弟はそかを なのり兄(あに)を十郎 弟(おとゝ)を五郎とて父(ちゝ)の かたきをうたんと いとけなきころ より日夜(にちや)心を くだきける