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翻刻
公方様御機嫌能被成御座候由乍恐目出度
奉存候然者みはる之城に付置候私忍之者
共去る廿二日彼地罷立而廿四日之晩罷帰
様子承候
一去る廿日之朝寄衆惣手一度に押寄申候様
にと御座候処に廿日寅之刻城中一揆共吉
利支丹宗門之唱へ同音に仕其以後時に声
を上申候立花左近寄口城之北之方に而谷
を隔申す故味方押懸候与相心得取懸被申
候得共向之方岸に而寄場悪敷御座候而松
倉寄口之先を廻り乗懸候所に兼而城ゟ堀
切を仕置候間竹橋を加希乗候得共城中ゟ
殊之外鉄炮打申人数損申候故揚被申候由
に御座候其節立花人数手負死人弐百斗御
座候様申候則住又仕越候間ゐ御披露進之
候
一松倉長門人数立花左近跡に押詰被懸候得
共是も人数少し損し申候故引揚申候由御
座候松倉侍奥田左兵衛と申者其場に而討
死仕候