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並河氏覚書曰十二月十日之暮に及大島子に下
着河瀬小屋に而用事共申渡し候後六右衛門
申候者侍衆是江被参冨岡は存之外無人に相
見江候我等河内之浦之城を預り数年天草に
有之候故能存居申候加藤肥後守殿小西摂津
守殿なと手越御取候所に而候冨岡明置候は
油断に候急に相談有之何連に而茂一組も遣
申可然与申候得者尤に候与何茂申小右衛門
小屋江各呼寄せ相談仕候六右衛門は夫ゟ太
左衛門小屋へ参り父子此度之物語共仕候而
居候然所小右衛門所に而組頭共相談之内中
村藤右衛門乱気仕小右衛門を切其次幷居合
し原田柳本に茂手を負せ申候次之間に居合
候一番に陰山仁右衛門と二之めを小右衛門
祐筆取合藤右衛門を切殺申候小右衛門弐け
所深手負申候を勝手江引取申候三宅原田其
外茂小屋々江引取申候柳本は少々手故其侭
居申候所へ太左衛門参候中村組之侍家来共
押懸相手に可取之由申河瀬一手其外知音共
茂寄合陣中以之外騒き既に大事に及候様に