翻刻
【右ページ下段、本文】
百松はがくもん
手ならひけだい【懈怠?】
なくせい出し
ければ師の僧【?】
も
たのもしくめを
かけ給ひ
ける
ある
時
うたゝね
の
夢に
父か
■■
かぐ【?】
さいごの
ていを
あり
〳〵と見る
【上段吹き出しの中、百松の夢の内容】
【紙の破れ】…なれけたものゝ命をとる
事
【紙の破れ】…かきりなしそのむくひに
よつて
【紙の破れ】…たゞ今汝が
【紙の破れ】…命をうばふ
【紙の破れ】…たれ
【紙の破れ】…なりと
【紙の破れ】…〴〵の■ふ□…
■取□…
■て□…夢さめ ぬ
【左ページ】
百松は夢さめ かつはとおき是■し〳〵【?】又の家に
つげ給ふと覚へたり天地の間に
住もの ならば うつにうたれぬ事
あらんやその たか沢山にわけ入てかの
入道めが首とつて
なき父に手向んと
それより
□…【紙の破れ】
【左上、百松の台詞】
ししやう様の御おんはわすれ■
ませぬ
有がたふごさり
ます