翻刻
【右丁 白紙】
【左丁】
疱瘡(ほうそう)の/説(せつ)幷にまへ薬の方
疱瘡(ほうそう)のせつ上古有る事なし/秦漢(しんかん)は/邈(はるか)たり
唐宋(とうそう)より以来その/説(せつ)/歴々乎(れき〳〵)として/錯(ましり)り出
明清(みんせい)に至りて/是(これ)を尽(つく)せりと言へともしかも
その/説(せつ)/紛々(ふん〳〵)として一/定(しよ)する事なし/故(ゆへ)に今に
おゐて/明験(あきらかしるし)とするの方なし/唯(たゝ)/解毒(けとく)/清冷(せいれい)
内托(ないたく)其/症(せう)に/応(おふ)するのみ/然(しかり)と云へとも/見点(けんてん)/蛇(しや)
皮(ひ)のことくにして/不起(おこらす)あるひは/蚕種(さんしゆ)のことく