翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

俗語之種. [1] - 翻刻

俗語之種. [1] - ページ 17

ページ: 17

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過て改るにはゝかる事なかれ左に記す大災の 書も後悔にして其子細愚なり半はまて 綴りて是を見るに書写したる己にさへ可 笑み拙き事こそ多かりけれ尚閑をね らひて書損を改め清書する事を欲すれ とも病苦に逼れは其足事全からすや 紙数の散失なはん事歎か儘に先是を 仮にとしてそ置ものや若行届かすして 清書を遂す此儘子孫に送らはその拙事を 必誹謗ある事なかれまた己か無学病 根の罪過を懴悔消滅のため爰に書加へ たれは子孫に至り後悔の二字を深慎み 取返しかたき事を可怖実に前車の 見覆後車の為誡事を伝ふる而已        粟生庵主         善左衛門            幸一 【花押】