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コレクション: コレクション2

避疫要法 - 翻刻

避疫要法 - ページ 20

ページ: 20

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こと用ゆるもよし瓜蒂(くはてい)は瞑眩(めんげん)つよし用ゆること勿(なか)れ総(すべ)て吐薬(とやく)を 用ひて後(のち)悪心(むかつき)する時(とき)は生(なま)ぬるき塩湯(しほゆ)を三四/盃(はい)用ひて吐(と)を迎(むか)ふべし 病人/始(はじ)めより舌(した)に胎(たい)あるものは尤(もつと)も早(はや)く吐薬(とやく)を用ゆべし若(も)し又(また)此 薬/調(とゝ)のひ難(かた)き時(とき)は生(なま)ぬるき塩湯(しほゆ)数盃(すはい)のみて鳥(とり)の羽(はね)の梢(さき)を咽(のんど)へ入(い) れ吐(と)を迎(むか)へて吐(と)せしめ吐後(とご)は上(うえ)にいだす下(ぐた)る丸薬(くわんやく)を用ひて凡(およ)そ二三 度(と)も下(くた)すべし下後(けご)は洎夫藍(さふらん)一分(いつぷん)を温湯(ゆ)に浸(ひた)して一度(いちど)に用ゆべし大(たい) 抵(てい)此(かく)の如(ごと)くにして腹内(ふくない)の汚物(をふつ)を除(のそ)く時(とき)は軽(かろ)き症(しやう)は此のみにても治(じ) し重(おも)き症にても此にて死(し)にいたるもの少(すくな)しとす但(たゞ)し此にても諸症(しよしやう)減(げん) ぜさるときは半風呂(はんぶろ)又は大桶(おほをけ)に常(つね)より熱(あつ)き湯(ゆ)を入(い)れ白芥子(からし)の粉末(こ) 一合(いちがう)程(ほど)加(くわ)へかきまわし病人/厚衣(あつぎ)をなし裳(すそ)をまきあげ両足(りようそく)ともに 股(もゝ)の下(した)まで此湯(このゆ)のうちに入れ半身浴(はんぎようずい)をなすべし尤(もつ)とも此湯は常(つね)の 湯より少(すこ)し熱(あつ)きよふになして凡(およ)そ小半時(こはんとき)ばかり過(すぎ)て全身(せんしん)より汗(あせ)いづる を度(かぎり)とし足(あし)を拭(ぬぐ)ひ牀(とこ)に入(い)り厚(あつ)き夜被(よぎ)をかけ接骨木花(にはとこのはな)十匁(じうもんめ)計(ばかり) を水(みつ)三合(さんごう)にて一合(いちがう)に煎(せん)じつめこれを一度(いちど)に用ひて汗をとるべし