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とつもへたてす有のまゝにかたれよ
ゆめ〳〵人にいふましとさま〳〵にとひ
けれはをさなき物にて何心なくありの
まゝにそかたりける姫君きゝもあ
ゑすなき給ふこんの少将あらうらめしの
御事や兵衛の介とのなかされ給ひし
時つゆともきゑさせ給ふへきに今
まてなからへさせ給ひてかゝるうきめを
御覧する事のかなしさよねかわく
はかみ仏たすけ給へといのりけるこ
そあはれなれけふは日も暮すして
あれかしとねんしけれともかひそな
きさる程に日もくれけれはこんの少将
おさあひものを我あとにふさせて姫
君をはさへよりあなたへやりまいら
せて我身はひめきみのおはしける所
にふし夜にかく成ぬれは火をしやうし
よりあなたにとほしてかけかねよく
かけたら清水のかたへむかひて南無大
ひくはんせおん我十三より月まふてを申