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たよりをも今はほしきを山かせの
いはまの水にせかれけるかな
宮これを聞しめし御返事にかくなん
せかれける岩間の水をしらすして
もらさぬとのみうら身けるかな
とかやうにおほせありて御車をさぬき
かもとへと有けれは御めのとさぬきの
もとへ入せ給ふ姫君たゝならす入らせ給
へは八に御さんの月なれは御祈
かきりなしその御しるしにやあたる
月にも成しかは御さんへいあんにわか君
出き給ふ宮の御よろこひかきりなしはゝ
にようこ聞しめしあやしの物成とも
宮のわりなくおほしめしなはをろか
成いはんや右大臣の宮はらなりわさと
もの御事なり
しかもわかきみさへ
出きたてまつり給ふ
ありかたき
事とかや