← 前のページ
ページ 148 / 154
次のページ →
翻刻
白金の銚子ひしやげに茶釜茶びしやく此處の泉を汲むぞ目出たき
十五夜の月に曇はなけれども庭の櫻で内のくらさよ
此の櫻きろよ〳〵と思へども花の咲く木でよもや切られん
此の宿は如何なる宿と人問へば風は吹かねど吹きあげの宿吹きあげ
て入(いり)破(は)七(なな)口(ぐち)出(で)破(は)八(や)口(くち)出破こまよふて我が友達
我親の野邊の送りに空晴れて廣き白きが四百八流千の疊を敷きなら
べ讀まずやお經を七日讀ませよ
我親の野邊の送りを見てやれば四方幕にて絹を七疋七疋の駒を引け
な人ならば四方幕にて絹ぞ七疋
北設樂郡/古戸(ふつと)田樂歌詞
みよしうた
春は東にや林あり 夏は南にや林あり
秋は西にや林あり 冬は北にや林あり
今はみよしのや花ざかり〳〵
春のでゐにおりぬれんば〳〵
櫻山吹や岩つヽじ〳〵
夏のでゐにおりぬれんば〳〵
夏はこゑだかのやせみのこゑ〳〵
秋のでゐにおりぬれんば〳〵
いなごむしやちら〳〵 くつはむしやざき〳〵
とびにとほだか よいおりやそよ〳〵と