翻刻
【右丁】
小学塵劫記 巻二
麦(むぎ)五百六十七石八斗の代(だい)金千四百十九円五十銭なる時一
石の相場(さう ば)を問(とふ) 答二円五十銭
術(じゆつ) (一)五百六十七石八斗
(二)千四百十九円五十銭 (三)
一石 故(ゆえ)に(一)の五百六十七石八斗を以て(二)の千四百十
九円五十銭を除(のぞ)き二円五十銭を得(う)るなり
金一円に米一斗二升五合なる時米三石七斗の價(あたひ)幾何(いくばく)なる
や 答 廿九円六十銭
術(じゆつ)(一)一斗二升五合 (二)一円 (三)三石七斗 故(ゆえ)に(一)の
一斗二升五合を以て(三)の三石七斗を除(のぞ)き廿九円六十銭
を得るなり
一銭に米三合二タの時(とき)■一石の相場(さう ば)幾何(いくばく)なる や
【左丁】
答三円十二銭五厘
術(じゆつ)(一)三合 (二)一銭 (三)一石 故(ゆえ)に(一)の三合二タ
を以て(三)の一石を除(のぞ)き三円十二銭五厘としるなり
三斗五升容(いり)の米二千八百俵あか其(この)石(こく)数(すう)幾何(いく ばく)あるや
答 九百八十石
術(一)一俵 (二)三斗五升 (三)二千八百俵 故に(二)の三
斗五升に(三)の二千八百俵を(じよう)じ九百八十石と知る
米一升の代(だい)八銭九厘の時七斗五升の代(だい)なるや
答六円六十七銭五厘
術(一)一升 (二)八銭九厘 (
三)七斗五升 故(ゆえ)に(二)の八銭九厘に(三)の七斗五升を乗(じよう)じ六円六十七銭五厘を得る