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【柱】頭書増補訓蒙図彙四 廿七
○長臂国(ちやうひごく)は
東海(とうかい)の
しまぐになり
国人(くにびと)手(て)ながく
して地(ち)にたる
布衣(ふい)をきる
長(たけ)一/丈(じやう)三尺八寸
又/臂(ひぢ)なき
くにもあり
無臂国(むひごく)といふ
又/臂(ひぢ)ひとつ
ある国(くに)も
あり一臂国(いつひこく)
といふ
なり
【右頁下段】
長(ちやう)
臂(ひ)
国(ごく)
《割書: てなが| じま》
【左頁上段】
○崑崙(こんろん)は西南(せいなん)
の海中(かいちう)の島国(しまぐに)也
その人物(しんぶつ)色(いろ)くろ
きこと黒漆(こくしつ)のご
とし海底(かいてい)に入(いり)て
自由(じゆう)をなすまた
よく高(たか)きにのぼる
ことを得(え)たりと
よつて異国(ゐこく)の渡(と)
海(かい)の船(ふね)にはかならず
此(この)崑崙(くろんぼう)をした
がへりといふ世(よ)に色(いろ)
黒(くろ)きものを崑崙(くろん)
坊(ぼう)といふなり
【左頁下段】
崑(こん)崙(ろん)
《割書: くろ| ぼ| う》
【上欄書入れ】81
【柱】頭書増補訓蒙図彙四 廿八