← 前のページ
ページ 166 / 194
次のページ →
翻刻
【柱】頭書増補訓蒙図彙十 十
【右頁上段】
○戽斗(こと)は桶(をけ)になわをつけ
て田(た)へ水(みづ)を入るものなり是(これ)
もひでりのときもちゆる具(ぐ)
なり戽桶(ことう)同
○魚梁(ぎよりやう)は海中(かいちう)に竹(たけ)の簀(す)
を入(いれ)て魚(うを)をとるものなり
罶(りう)同/俗(ぞく)にやなといふこれ
なり筍(じゆん)同
○塘網(たうあみ)は引(ひき)あみといふ《割書:補》大海(だいかい)に
て魚(うを)をとるあみなり方(はう)一里(いちり)
にうけの桶(おけ)をつけて大(おほ)ぜい
の人/引(ひき)よするなり
○榰柱(しちう)は家(いゑ)のゆがみたるを
なをすつかへなり牮(たい)【訓蒙図彙は、牮(せん)】は今(いま)
いふうしなり
○楨幹(ていかん)【𠏉「龺+余」】は両題(りやうたい)を楨(てい)といふ
【右頁下段】
戽(こ)
斗(とう)
《割書:なげ| つるべ》
塘(たう)
網(まう)
《割書:ひき| あみ》
魚(ぎよ)
梁(りやう)
《割書:や| な》
【左頁上段】
両傍(りやうはう)を幹(かん)【𠏉「龺+余」】といふついぢいた
なり
○水平(すいへい)はみづばかりなり
水(みつ)なわを引(ひき)て高下(かうけ)を
はかるものなり《割書:補》番匠(ばんしやう)に
もちゆる具(ぐ)なり度竿(とかん)
同じ
○土圭(とけい)は図(と)【圗】景(けい)とも時計(とけい)とも
書(かく)なり昼夜(ちうや)十二/時(とき)を
はかるうつはものなり
《割書:補》しやくどけいといふあり時(と)
計(けい)に大小(だいしやう)あり
○障子(しやうじ)は障(しやう)の字(じ)へだつ
るとよむ風(かせ)をへたてふせく
のこゝろなり子(じ)は付字(つけし)也
あかり障子(しやうし)腰障子(こししやうじ)あり
【左頁下段】
《割書:つかへ》
榰(し)
柱(ちう)
水(すい)
平(へい)
《割書:みづ| ばかり》
楨(てい)
榦(かん)
《割書:ついぢ| いた》
【上欄書入れ】124
【柱】頭書増補訓蒙図彙十 十一