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【柱】頭書増補訓蒙図彙十 九
○陥阱(かんせい)おとしあななり
○石篭(せきろう)は水(みづ)ふぜきなり
竹(たけ)を《割書:補》あみかことし中(なか)へ石(いし)を
入て堤(つゝみ)の水(みづ)をよけるもの也
臥牛(くはぎう)ともいふ俗(ぞく)にいふじや
かごなり
○撒網(さんもう)【訓蒙図彙は「さつもう」】は魚(うを)をとるあみなり
罨(あう)罩(さう)同俗にうちあみと云
又とうあみともよぶ
○魚簄(ぎよこ)は海中(かいちう)にて魚(うを)を
とる竹(たけ)なり俗(ぞく)にえり【魞】といふ
魚箔(ぎよはく)なり槮(しん)ふしづけ【柴漬】
○籞(いけす)は池(いけ)のうち《割書:補》又川などに
竹(たけ)がきをあみて魚(うを)をやし
なふものなり簖(たん)同
【右頁下段】
石籠(せきろう)
《割書:じや|かご》 魚簄(ぎよこ)《割書: | |え|り》
撒(さつ)
網(まう)《割書:うち|あみ》
籞(ぎよ)《割書:いけ| す》
【左頁上段】
○翻車(はんしや)は龍骨車(りうこしや)なり
日(ひ)でりのとき田地(てんぢ)に水(みづ)を
とる具(ぐ)なり《割書:補》ひきゝ【低(ヒキ)し 連体形】所(ところ)の水
を高(たか)き田(た)へ入(いる)るに用(もち)ゆ
○筒車(とうしや)はみづぐるまなり
淀河(よどがは)《割書:補》そのほか所々(しよ〳〵)にあり
これもひきゝ所(ところ)の水(みづ)を高(たか)
き田(た)へとるものなり又/水(みづ)の力(ちから)
をかりて米穀(べいこく)をしらげは
たくの具(ぐ)なり
○水筧(すいけん)はかけひ山より水(みづ)を
とるものなり連筒(れんとう)同 梘(けん)
はとゐなり又/槽(さう)につくる
○案山子(かがし)は鳥(とり)おどしなり
人(ひと)かたをつくりて田(た)の中(なか)に
立(たて)て鳥(とり)けだものをおどす物也
【左頁下段】
水筧(すいけん)
《割書: かけひ》
翻(はん)
車(しや)
《割書:りう|こつ|しや》
案山子(かがし)
《割書:とり| おど| し》
筒(とう)
車(しや)
《割書:みづ| ぐ| る| ま》
【上欄書入れ】123
【柱】頭書増補訓蒙図彙十 十