Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション3

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5345 (1) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5345 (1) - ページ 17

ページ: 17

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【右頁】 又なく〳〵大みやへわたり給てひめ 君のおはせしところにうちふし給 てなにとなく御あたりをみ給へは まくらのしやうしのやふれにかみを さしはさみたりとりて見給へは御て ならひのほうくなりさま〳〵のこと かき給へる中にことにあはれなるは   あひみすは人に      うらみはよもあらし     なか〳〵いまは        くやしかりけり まことになつかしくうちむかひたる 心ちして御かほにをしあてゝなき 【左頁】 ふし給へりその夜は大みやにふし 給ひて夜あけぬれともおきも あかり給はすふししつみてそおはし ける御ともに候はりまのかみをめし おほせられけるは此人のゆくゑ をきかすは世になからへてあるへし ともおほえすいかゝしてせめてゆめ にもみるへきとの給へははりまのかみ こひしき人をゆめにも見たく候 にはその人ときたるきぬをかへし てぬれはかならすゆめにみるとうけ たまはり候と申しけれは中将うれしく おほしてみなみのたいへおはして