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【右頁】
めしたる御とのい物をとりよせて
うちかへしてひきかつきてふし
給へりされともまとろむ事なけ
れはゆめもむすはすいとかなしくて
さ夜ころもかへして
ぬれとまとろます
ゆめにも君を
みぬそかなしき
いかなるところにわれをもわかきみ
をもこひしくみやこもしのはしく
てあかしくらし給ふらんと思ふに
御むねせきあけてくるしかりけり
いかにしてあり所をきかましとて
【左頁】
こひわふるこゝろは
はやきみなせ川
なかれあふへき
すゑをしらせよ
とうちなかめてたゝ思ひやる人の
心のうちせんかたなし
とにかくに物そ
かなしきさよころも
そてのみぬれて
ゆめもむすはす
むかしけんそうくはうていあんろくさんと
いふものはくわいかのへにてやうきひを
ころしてしよくのくにゝ世をいとひて