Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション3

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5345 (1) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5345 (1) - ページ 23

ページ: 23

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【右頁】 ゆくすゑをもいのり申さはやとおほし めしてまつ津のくになにはかたは ひろきところなれは心にくしとて いそき給ひけりつくりみちをも うちすきてやはたの御かたをふし おかみその夜はつのくになにはと いふところにとゝまり給ひぬもの おもはぬ人たにもたひねのとこは つゆけきにたつねわひたるこひの みちいかてまとろみたまふへきふし のけふりのなかそらにて夜もすから おもひあかし給ふほとにあたりち かき所に物すこきこゑにてなかめけるは 【左頁】  こひしさはおなし      心にあらすとも    こよひの月を      君見さらめや と心ほそけになかめけれはわれなら ぬ人もおもひはするやらんといとゝもよ ほすそてのうへとこもまくらも うくはかりなりその夜はあかし給て しはのとほそ【芝のとぼそ(枢)。「あけ」に続く序詞。】のあけかたにそこ ともしらぬたひころも又たちいて てあさきりのあとをたつねて 山と【大和】をしまつ心さすかたなれは てんわうし【天王寺】へまいり給ふ