賀茂社関係文書翻刻プロジェクト

コレクション: 賀茂社記録

賀茂社記録. 第1冊 - 翻刻

賀茂社記録. 第1冊 - ページ 112

ページ: 112

翻刻

沢田社  祢宜正五位下山本三河守兼益      祝 正五位下岡本民部権大輔保家 氏神社  祢宜従五位上藤木主計允朝顕      祝 正五位下藤木刑部大輔佐直 右廿一官之社司皆以勅宣を蒙り昔より 次第転任の社法にて最末氏神の社職には 氏人より新補せられ候将又社職領の田地も 其社職に付て其職になり候へは其人所務い たし神役勤例ニ候大方他国にて寄られたる 神領は社司の預り所納仕たると社記に見えて候 然に諸国の社領落行候てより社職をかけて 神役勤儀難堪候へは年久しく末社の社司は 闕職に成行候故代官と号して年ことに五人つゝ 氏人替々神前の役義勤来りて候然に御当代 寛文四年に社司氏人申分和睦仰付させられ 忝も金子八百五十両拝領仕り社領の中に 買得田有之候を買もとし社職料に被付下 并社中の諸職社司氏人評議をいたし双方 立合月奉行を相定て平均に可相守の 分御裁許状をなし被下一社一同ありかたき