賀茂社関係文書翻刻プロジェクト

コレクション: 賀茂社記録

賀茂社記録. 第1冊 - 翻刻

賀茂社記録. 第1冊 - ページ 28

ページ: 28

翻刻

かやうの神事とも年中七十余度今にその神前の 式法怠事なしといへとも神供なと甚簡略なから 少分の社領ゆへとゝのへわつらぬ御事はかりに候然れ とも当皇太神宮第一の葵 ̄ノ祭に勅使官幣の 立申さゝる事のみ社家中年比の歎きにて候へは 天か下五穀成就の御祈りは国家太平の根本 たる御祭の御再興に過へからす候と葵草の二葉に かけて年ことに神に祈り君に願ひ奉るはかりに候 いつれの御-方さまにも此神国の古風をあふき起させ 給はゝなとか御武運長久御子孫繁栄国家太平の 神鑑を照し給はさらんや          《割書: |此次第之外昔は毎月朔被進例幣使《割書:云| 々》》   年中御神事次第  正月朔日  《割書:五節供始己刻御戸開神供自左右調進社司束帯|献御歯固并 寿(〃 )香酒等楽人奏楽也有四方拝》 二日    《割書:祢宜方節養饗膳酒肴引物神主沙汰於社家行之|》 三日    《割書:祝方節養正祝沙汰饗膳以下同前|》 四日    《割書:釿始之義有之并神主参詣于御祖社之事於社務館|有吉書始謡初等之義》 卯杖    《割書:初卯日卯刻御戸開献卯杖社司衣冠|》 七日    《割書:鶏鳴刻御戸開若菜神供自一方調進之并白馬奏覧之|義有之社司衣冠奏楽如元日》 八日    《割書:田所始之義有之五郷田所各浄衣於社家御物事有之但|十一日正大工持来櫼申云千町万町之櫼奉渡し《割書:云| 々》》