賀茂社関係文書翻刻プロジェクト

コレクション: 賀茂社記録

賀茂社記録. 第1冊 - 翻刻

賀茂社記録. 第1冊 - ページ 6

ページ: 6

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より陰陽の両神わかれまし〳〵て陽徳の御神は 天の事をつかさとり陰徳の御神は国土をしろ しめすといへり又云当社の神詠に【注①】  千早振わけつち山に宮居して天降る事 神代よりさきと《見せ消ち:詫|託[朱]》し給つると見え ても(たり)【注②】 同私(〽[朱] )記に賀茂御神は陰徳にて男神伊勢は 陽徳にてしかも女神に坐す天地陰陽両神 相対の御神徳霊験いちしるくおはしまし 伊勢に内外賀茂に上下の両社たゝせ給ふ 深秘不可説の口決とも難筆相承の伝を受へしと《割書:云| 々》 豊葦(〽[朱] )原 ̄ノ卜定(〃 〃 )記云古に八十万の神達を天 ̄ノ高(タカ) 市(チ)に集給ひ神議りに議り給て可遣神を 神尋に尋出し奉り武雷の神と斎主の神と を降し給ひ千早振悪神を悉皆伏せまつろへ て遂に報(カヘリコト)申す此後建角身命国々を見巡し おはしますにこゝに天鈿女命磐樟船を漕奉り 尊を神代浦の浪静なる磯まて送りおはし ます仍天神より賜ひし三ツの神 ̄ン-宝(〃 )を以て此 国の固とならせ給はんとて北 ̄ノ山の麓に応化し 百王を守り給ふ経津主武雷神も同此所に 【注① 8字消去して「神詠に」を上書き】 【注① 「て」「も」の左に傍点有り】