賀茂社関係文書翻刻プロジェクト

コレクション: 賀茂社記録

賀茂社記録. 第1冊 - 翻刻

賀茂社記録. 第1冊 - ページ 60

ページ: 60

翻刻

義あら〳〵記之先上卿参内ありて奉行職事 をして諸司以下催し仰らる又舞-人の行事をし て舞人等を催さる主上 御湯殿(ヲユドノ)の事あり次 上卿弓 場(〃 )殿にすゝみて宣命を奏せらる是より さき宣命 ̄ノ草を摂政殿内覧の事例のことし 主上御 総角(アゲマキ)御(ミ)装束なとあそはし昼(ヒノ)御座(〃 〃 )に着 せ給ひ神宝を御覧せらる鏡 ̄ノ筥金銀の御幣等也 次南殿に出御あり摂政御-裾に候し給ひ内侍前後 に候す頭中将右中将内侍に付て扶持せらる奉行職事 摂政の裾をとりて相従へり御帳の西の間にして 御 反閇(ヘンバイ)ありて《振り仮名:御-帳|ミチヤウ》の前に立せおはしませは 次将《割書:近衛ノ中少将ヲ云也|》わたり公卿つらなり立次 囲(ヰ)司の奏-鈴の奏 ありて御輿を寄奉る近衛中将御壐を取て 御輿の中に入納らるれは主上乗おはします路 頭の行烈公卿殿上人舞人神宝神馬の相つら なれる次第は略してしるさすかくて西洞院 より二条大宮土御門又西洞院一条出雲路河原 を経て下の御社に着おはします堤の外にして 上下各下馬あり御輿は御在所の幔南東を へて東西の幔門より《振り仮名:入-御|〃 〃 》なし奉りて其階