賀茂社関係文書翻刻プロジェクト

コレクション: 賀茂社記録

賀茂社記録. 第1冊 - 翻刻

賀茂社記録. 第1冊 - ページ 61

ページ: 61

翻刻

かくしの前御輿よせの上に舁居奉れは近衛の 中将御輿の後陣北方より参御輿寄に昇り輦 戸を開階隠の間の御簾を巻て更に近参て 御璽筥を取て右方の内侍に授渡されて御輿 の左方にまかて候せり次摂政参扶持し参せられ 主上下御なり軽幄前に立せ給ふ中将輦戸を 閇簾を垂て退下給へは御輿を舁退く次簾中 の平敷のおましに着おはしますこゝに腋 ̄ノ《振り仮名:御-膳|〃 〃 》 御くた物なとを供し奉る公卿饗の座に着り此 間奉行職事掃部寮をして葉薦を御所の 東庭に敷次神祇官案二脚を西薦の上に 立れは内蔵寮御幣四棒を案によせ立次 神祇官御鏡筥金銀御幣等黒塗の机に 置西薦上に白木長床子一脚をたてゝ神宝を をく此間に上卿頭中将をして宣命の清書 を奏覧す摂政殿これを取て簾中に入御- 覧ありて返し給ふ次御手水の事ありて御 拝の座に移着せまします時摂政御座のほ とりに候せらる頭中将御笏を献す次御 贖(アカ)物 二膳を供すれは宮主北の縁下につきて御(ミ)