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さて御拝の座にうつりおはします時《割書:是より先御手水の|よしあり橡【棕ヵ】手洗たて》
《割書:まつる|》頭中将御笏を献す次院司行家朝臣東の橋
をわたり白妙の幣を取て立次院司惟忠朝臣
金銀幣を取て東砌に儲れは院司公卿《割書:土御門|大納言》
東橋をわたり笏を指て金銀の幣をとりて北
階を東のほとより昇て奉らる退て階の東辺
に候せらる次御拝《割書:両段|》おはしませは公卿御幣を
たまはり退下りて神主をめす神主《割書:久継|》是を
給り跪て候す《割書:但北庭|参なり》次院司白妙の幣を置て
退出あれは神主社頭にまいる社司等白妙の幣
一棒これを取て社にまいる神主は神前に参り
金銀幣を御戸によせ奉る白妙幣は若宮
貴ふね片岡太田各一棒社司給りて社に奉る
さて神主まかり出て返祝詞を申次片岡前
よりすゝみて榊をたてまつる杖にさしはさむ
《割書:但下社は祭以後候ても葵桂|を奉る当社は榊を献する先例也》公卿是を取て献し給ふ《割書:御儒中|ありと《割書:云| 々》》
《割書:建久の先例は御冠に|さゝせ給ふよしなり》此細殿に入御なりぬ毎度かへり祝
詞の後入御なり若さきに入御なりぬれは細殿に
参りて榊を献する也此間公卿北の垣下にして
主典代を以て神主以下禄を賜る各大-褂(ウチキ)一